
今回は髭脱毛で産毛を脱毛できるのか、更に、産毛処理中の注意点について解説していきます。
このページを読んで、産毛への効果と気を付けるポイントを理解してもらえると嬉しいです。
髭脱毛で産毛をなくせる?
サロンやクリニックで行われる光脱毛やレーザー脱毛は、毛根のメラニンに反応してその部分に熱エネルギーを与えて脱毛するやり方です。
また、サロンではニードル脱毛と言う脱毛方法もあり、こちらの脱毛方法では毛の色素に関係なく脱毛が可能です。
この項では、顔周りの産毛が脱毛できる「レーザー脱毛・光脱毛」、「ニードル脱毛」について解説していきます!
濃くて太い産毛はレーザーか光脱毛がオススメ
レーザー脱毛やフラッシュ脱毛はメラニン色素(黒い色素)に熱ダメージを与えて脱毛する方法です。
もし、肌よりメラニン色素が濃い産毛なら脱毛可能です。
産毛は細くて色素薄いので自分で脱毛出来るか判断するのは難しいと思ったら、一度カウンセリングで相談してみましょう!
髭の色素が薄くなってから脱毛したい場合はニードル脱毛がオススメ
白髪などの色素が薄く細い産毛に対してはニードル脱毛がオススメです。
ニードル脱毛は毛穴に細い針を刺して、電流を流して毛根にダメージを与えます。
レーザーやフラッシュと違い、毛根に直接ダメージを与えるので色素が薄くても確実に脱毛出来ます。
ですが、ニードル脱毛はとても痛いです。
もしあなたが痛みに敏感なら、毛にメラニン色素がある内にレーザーかフラッシュで脱毛してくださいね。
顔周りの産毛をなくすことによるメリットを紹介
産毛は色素によって脱毛方法は変わりますが、処理できることはわかりましたよね。
- 毛の色素が肌より濃かったらレーザー脱毛か光脱毛
- 毛の色素が肌より薄かったらニードル脱毛
これから産毛処理の3つのメリットを解説していきます。
メリット1:肌がきれいに見える
産毛がない肌は光を反射しやすい状態と言えます。
光が反射すると毛穴や肌荒れが見えにくくなるので、産毛がある時よりも肌がきれいに見られます。
第一印象は、顔で決まると言われますよね。
産毛を脱毛してきれいな印象を与えましょう!
メリット2:顔のトーンが上がる
産毛は細く、薄いことが特徴です。
ですが、産毛が何本も束になれば、肌はくすんでいるように見えます。
そのため、疲れているように見られ、年齢より老けている印象を与えてしまいます。
顔の産毛を脱毛すると顔のくすみが解消されて明るい顔色の若々しい印象を与えられます。
メリット3:毛穴が小さくなる
毛穴が大きいとその分汚れや雑菌が入ってしまい、肌トラブルを起こします。
毛穴が小さくなれば、その分肌トラブルが起きにくくなるので、キレイな顔を保つことが出来ます。
ただし、毛穴自体は無くならないので注意してくださいね。
産毛を無くすには他の毛より時間がかかる|その理由を解説
レーザー脱毛やフラッシュ脱毛を使用する場合、産毛は他の毛と比べると施術期間は長くなってしまいます。
原因は産毛が『細く』・『色素』が薄いからです。
これから具体的に理由を紹介するので見てみましょう。
理由1:照射レベルの調整が難しいから、産毛を処理しにくい
産毛などの細い毛やメラニン色素の薄い毛の場合は、照射レベルを高くしないと抜けません。
ただ、産毛が抜ける強い熱エネルギーを与えると肌トラブルの原因につながる場合があります。
なので、産毛の処理ができ、肌トラブルを回避でき、産毛が抜ける照射レベルに調整することが難しくなってしまいます。
髭より産毛の方が長い期間脱毛しなくてはいけません。
理由2:産毛はそれぞれ毛周期が違うから
体毛は細ければ細いほど、生えてくるスピードが遅くなる性質を持っています。
『毛が生えては抜ける』を繰り返す毛のサイクルを毛周期と言い、体毛は『成長期、『退行期』、『休止期』のサイクルを繰り返しています。
脱毛に効果がある毛は成長期の毛のみです。
体毛の中で、産毛は1本1本それぞれ太さや濃さが違い、それぞれ違う毛周期で毛が生えてきます。
仮に、太い産毛の成長期に合わせて脱毛すると、細い産毛が生えてくる前に脱毛を行うことになります。
反対に、細い毛の成長期に合わせて脱毛すると、太い産毛が生えてくる前に脱毛することになります。
その為、太さが均等な他の体毛に比べると脱毛期間が長くなってしまいます。
髭脱毛すると毛が硬くなるって本当?硬毛化の原因と対処を解説
髭脱毛したのに、髭が濃くなったり硬くなったりしたと友達から聞いたことありませんか?
せっかく高いお金を払ったのに、かえって髭が濃くなるとショックは大きいですよね。
実際、髭脱毛後に髭が濃くなることがあり、この現象を硬毛化と言います。
この項では、産毛の硬毛化の原因と対処方法を紹介するので参考にしてみてくださいね!
産毛が硬毛化する原因
硬毛化の原因は明らかになっていませんが、脱毛時に弱い熱エネルギーが毛細胞を活性化させたことが一因だと考えられています。
中途半端な熱エネルギーは、成長期以外の産毛を成長させてしまい、産毛がくっきり見えてしまいます。
ですが、産毛の硬毛化は対処できるので安心してくださいね。
対処方法1:繰り返し脱毛に通う
毛が太くて硬くなると、色素の薄い産毛から色素の濃い産毛に変わるので、熱エネルギーを適量受けることが出来ます。
硬毛化は中途半端な熱エネルギーを毛根が受けると起こりやすいので、適量の熱エネルギーを受ければ硬毛化のリスクを減らせます。
対処方法2:思い切って脱毛施設を変えてみよう
繰り返し脱毛しても産毛が抜けない場合は、脱毛方法を変えることがオススメです。
脱毛施設によっては、乗り換え割りなどのキャンペーンを行っているので、悩んでいるなら乗り換えてみるものお得になりますよ。
対処方法3:弱い熱エネルギーで脱毛する
弱い熱エネルギーで照射するとむしろ生えてしまうのでは?と思うかもしれませんが、
硬毛化したことにより、細かった産毛が太くメラニン色素が多い産毛に変わったので弱い熱エネルギーでも抜ける可能性が高まります。
弱い熱エネルギーで脱毛すると、硬毛化した色素が濃い毛には熱エネルギーが浸透しやすく、色素が薄い毛には熱エネルギーが弱すぎて刺激にならず、新しく硬毛化するリスクが少なくなります。
ですが、熱エネルギーが弱すぎると強い毛の処理が出来ない場合があるので、注意しましょう。
髭脱毛中にやってはいけない3つの注意点
ここでは髭脱毛中に特に注意する3つのことを紹介するので、もしやっていたら今日から改善していきましょう。
注意1:髭脱毛中は日焼けしない
髭脱毛中に日焼けしてしまうと、髭が太くなる硬毛化のリスクが高まります。
レーザー脱毛やフラッシュ脱毛は、黒い色素に反応して、毛根にダメージを与えるものです。
肌がやけていると、毛根だけでなく肌に熱ダメージが与えられる可能性があることを懸念して、照射レベルを下げられてしまいます。
照射レベルを下げてしまうと、毛根に中途半端な熱エネルギーを与えてしまうので硬毛化のリスクが高まります。
髭脱毛中は、どの季節でも日焼け対策をきちんとしましょう。
注意2:気になっても抜いてはダメ
あごの髭の剃り残しで1本だけ長い毛が残ることはありませんか?
わたしは剃り残しがたまにあって気になってしまいます。
ですが、気になっても脱毛中に毛抜きは絶対にやめてくださいね。
毛抜きすると毛周期が崩れてしまい、成長期に脱毛出来ずに、脱毛効果が弱まってしまいます。
毛周期は、毛が成長するサイクルすることを言い、脱毛に効果があるのは成長期の毛です。
脱毛効果を弱めないために、髭が濃くなっても毛抜きはやめましょう!
注意3:深剃りで肌を傷つけない
深剃りは肌を傷つけやすく、肌荒れを招くだけです。
脱毛箇所が肌荒れしていると肌トラブルを避けるために照射レベルを下げてしまいます。
照射レベルが低いと毛に中途半端な熱エネルギーを与えてしまうので硬毛化のリスクが高まります。
髭脱毛で顔周りの産毛をなくして自信のある顔立ちを手に入れよう
このページでは、産毛をなくすことでの『効果』・産毛を脱毛するときの『注意点』の大きく2点紹介しました。
- 1つ目は、産毛を無くことで肌がきれいに見え、印象が良くなること
- 2つ目は、産毛の色素によって、脱毛の施術方法が変わる
顔周りの産毛は、見た目に影響を及ぼします。
人の第一印象は顔で決まると言われているので、産毛をなくしていい印象を与えましょう!