
モジャイ子
そんな経験ありませんか?
せっかく脱毛したのに、ブツブツがたくさんできて最悪。と落ち込むのはまだ早いです!
できものの正体や原因、お薬や予防法まですべてご紹介します。
ぜひご参考にしてください。
おツル
レーザー脱毛後にできる白ニキビのようなものは毛嚢炎だった
ニキビのようなブツブツは、脱毛後によく起こる皮膚炎の一種で、毛嚢炎(もうのうえん)、または毛包炎と呼ばれます。
(以下、毛嚢炎とは【もうのうえん】と読みます)
基本的に痛みやかゆみはほとんどありませんが、触れると少し痛い場合もあるかもしれません。
モジャイ子
毛嚢炎の見分け方|白ニキビや黒いブツブツとは違うの?
おツル
ニキビと毛嚢炎の違いとは?
ニキビは代謝不良で角栓が詰まり、油分などがうまく排出できないでいる状態です。
それに対し、毛嚢炎は小さくて白っぽいできものなのですが、白ニキビとは違い、赤いふちがあることが特徴です。
毛嚢炎は下の図のように、
角栓のような芯はありません。
これが毛嚢炎です。
また、脱毛後の黒いブツブツも埋没毛である可能性が高く、毛嚢炎ではありません。
脱毛後のブツブツの原因|肌が細菌に感染する
毛嚢炎は、毛穴の中で毛を包んでいる毛包というものが雑菌(黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌)に感染してしまって炎症を起こすことで起こります。
ニキビはアクネ菌によって炎症を起こしますので、感染する菌の種類もニキビとは異なります。
感染する原因は、脱毛によって皮膚が弱い状態になることにあり、普段はダメージを受けることのない菌が、毛穴から入って毛包を炎症させます。
毛嚢炎はよくある脱毛後の肌トラブルの一つで人への感染の心配はない
自己処理、レーザー脱毛、光脱毛に関係なく、脱毛後は毛嚢炎を発症する可能性があります。
比較的よく起こる肌の炎症ですので、過度に心配することはありません。
また、人から人への感染もありませんのでご安心ください。
おツル
毛嚢炎は跡になりにくい
毛嚢炎はニキビとそもそも異なります。炎症の一種です。
なので、ニキビのような
- お肌がデコボコの跡になったり
- クレーターができたり
- 赤みの跡が残ったり
することはありません。
イメージとして近いのはちょっとした切傷のようなものです。
もしできたとしても気づかないうちに治っているものなのです。
毛嚢炎はどのくらいの期間で治るの?
モジャイ子
個人差はありますが、軽い毛嚢炎であれば3日〜1週間程度で完治します。
ニキビよりも圧倒的に完治する期間は短いと言えます。
毛嚢炎ができやすい部位とは|VIOや顔などは要注意。
脱毛後、毛嚢炎ができやすいのは皮膚に雑菌が繁殖しやすい部位があるのです。
それが以下の部位です。
せっかく脱毛したのですから、ツルツルでキレイな肌を手に入れたいですよね。
特に注意すべき部位をお伝えしますので、後述する対処法・予防法でしっかり対策しておきましょう。
vラインやワキ:毛が濃い、ムレやすいところ
細菌は毛のあるところや湿っている環境で繁殖しやすいと言われています。
ですから、毛が濃く、ムレやすいVIOやワキなどの部位では毛嚢炎が発症しやすいです。
生理中は特にムレやすくなってしまうので、できるだけ清潔に保つようにしましょう。
顔、背中、太もも:皮脂や汗が分泌されやすいところ
皮脂や汗が比較的多く分泌される顔(特におでこ)や背中、太ももなども毛嚢炎が発症しやすいです。
こちらも汗をかいたらすぐに拭く、流すなどしてできるだけ雑菌が繁殖しにくい環境を作りましょう。
男性は髭脱毛で毛嚢炎ができやすい
髭脱毛する男性が増えてきています。その際に、顎周りや鼻下に毛嚢炎ができる男性は多いです。
男性が髭脱毛すると毛嚢炎ができやすい理由は
- 髭1本1本が太いためお肌に炎症を起こしやすいため
- 女性よりもお肌の脂が多いため
- 髭剃りなどでお肌が傷んでいるため
だと思われます。
おツル
毛嚢炎の対処法・治療法が知りたい|できるだけ早く治す方法とは
ここからは、毛嚢炎ができてしまった方のために、対処法や治療法をご紹介していきます。
今から脱毛をする方も、発症したときのためにあらかじめ知っておきましょう。
毛嚢炎は基本的には自然に治るから触るのはNG!
毛嚢炎は特別な治療をしなくても4日くらいで治ります。
気になっても、触ると悪化しますので、触らずに皮膚を清潔にしておきましょう
毛嚢炎に効く薬を紹介|オロナインが効く?病院で処方?
毛嚢炎は放っておいても治りますが、ここでは毛嚢炎に使用できるお薬を紹介いたします。
市販のお薬でもある程度の効果を期待できますが、皮膚科を受診すれば炎症の状態に合わせてお薬を処方してもらうことができます。
いずれも用量・用法を守りましょう。
市販の塗り薬
以下のお薬をドラッグストアなどで購入することができます。参考価格も示しました。
値段 | 成分 | |
オロナイン軟膏 | 298円~ | 殺菌成分が含まれています。ステロイドは入っていません。 |
フルコートf軟膏 | 928円~ | 抗生物質とステロイドが含まれています。 |
テラコートリル軟膏 | 880円〜 | 抗生物質とフルコートfよりも少量のステロイドが含まれています。 |
病院で処方される塗り薬
以下のお薬を処方されることが多いようです。塗り薬でも症状が和らがないときには、飲み薬を処方されることもあります。
成分 | |
アクアチム | 抗菌成分が含まれています。ステロイドは入っていません。 |
リンデロンVG | 抗生物質とステロイドが含まれています。 |
ダラシンTゲル | 抗生物質が含まれています。ステロイドは入っていません。 |
痛みやかゆみがひどい場合は病院へ
毛嚢炎が1週間以上経っても良くならない場合や、痛み・かゆみが強い場合は医師に診てもらいましょう。
クリニックで脱毛をした場合は、部位に関わらず、通っているクリニックの医師に相談をすることができますので安心です。
個人的には肌トラブルの対応までしっかり行ってくれるクリニックでの医療脱毛をおすすめします。
脱毛前後にできる毛嚢炎の予防法7つまとめ
ここでは、毛嚢炎を防ぐために、自分でできる7つの予防法をご紹介します。
毛嚢炎が起きている箇所は、皮膚への負担が大きくなってしまうため、クリニックやサロンでレーザー/光の照射を断られてしまう可能性がありますので注意が必要です。
いずれも皮膚の状態を良くし、脱毛効果を高めることにもつながりますので、ぜひお試しください。
脱毛前にできること
まずは、脱毛クリニック/サロンでの施術前の予防法です。
予防法①肌をしっかり保湿する
施術前からきちんと肌の保湿を行いましょう。
乾燥していると皮膚が弱い状態になってしまいますので細菌に感染しやすくなってしまいます。
予防法②日焼け対策を怠らない
紫外線によって日焼けをした肌は刺激に弱くなっています。
毛嚢炎だけでなく、施術時の痛みを増すことにもなりますので、外に行くときにはしっかり脱毛部位の日焼け対策をしておきましょう。
予防法③体調を整えておく
体調が良いときは肌の調子も良くなります。
栄養バランスの良い食事や十分な睡眠を心がけましょう。
予防法④あらかじめ施術スタッフに伝える
以前脱毛時に毛嚢炎ができた、もしくは疲れるとニキビができやすい方は施術前にスタッフにその旨を伝えてみましょう。
弱い出力で照射をしてくれたり、施術後のケアについてアドバイスをしてくれることがあります。
脱毛後にできること
続いて、施術を受けた後の注意点をお伝えします。
予防法⑤患部を清潔に保つ
汗をかいたらこまめに拭く、体が汚れたらシャワーをあびるなど、脱毛箇所を綺麗に保つことが毛嚢炎の予防になります。
シャンプーやボディーソープなどのすすぎ残しがないようにし、衣服や寝具、タオルなども清潔なものを使いましょう。
予防法⑥海やプールに行かない
海やプールに入ると、弱くなっている肌が雑菌に感染しやすくなります。
海水の塩分や消毒用の塩素は皮膚に強いダメージを与えますので、行くのはできるだけ控えましょう。
予防法⑦自己処理の仕方に注意する
レーザー脱毛や光脱毛に通われている方も、自宅で自己処理をすることがあるかと思います。
この際、毛抜きやカミソリではなく、肌への負担の少ない電気シェーバーを使用することをおすすめします。
しっかり汗や汚れなどを落としてからの処理を心がけましょう。
毛嚢炎を早くキレイに治すならやってはいけない3つのコト
ここでは、毛嚢炎を早く治すためにはしないほうが良いことを3つご紹介します。
実は、私自身、以下のことをやって毛嚢炎の治りが遅くなってしまった経験があります。
知らずにやってしまう方も多いと思いますので、皆様はぜひご注意ください。
患部を石鹸でゴシゴシ洗いすぎるのは逆効果
患部は清潔にしないと!と思って洗いすぎるのも毛嚢炎を発症している肌には良くありません。
脱毛した後の弱い皮膚を、石鹸を使ってゴシゴシあらうと肌を痛めてしまい、
細菌に感染しやすくなってしまうからです。やさしく洗うことを心がけましょう。
ブツブツが気になっても潰すのはNG
私も経験があるのですが、皮膚にブツブツがあるとつい潰したくなってしまいます。
しかし、せっかく自然に治ろうとしている毛嚢炎を潰すとさらに悪化し、炎症を拡大してしまうのです。
触りたくなっても我慢して、治るのを待ちましょう。
ステロイドの塗りすぎも悪化に!薬は用法・用量を守って使おう
皮膚科に行った場合、副腎皮質ステロイドという軟膏を処方されることがあります。
炎症を和らげるお薬なのですが、皮膚の免疫力を弱めるため、過剰に使用してしまうと肌が雑菌に感染してしまいます。
ステロイドはフルコートfやテラコートリルにも入っています。(上記の表を参照)
お薬は指定された量や頻度を守りましょう。
おまけ|ニキビを減らしたい方必見。レーザー脱毛/光脱毛で実はニキビができにくくなる!
ここまで脱毛後の毛嚢炎についてお伝えしてまいりましたが、先に示した通り、毛嚢炎とニキビはイコールではありません。
私も初め知らなかったのですが、ニキビ自体は脱毛後、増えるどころか、実はできにくくなるんです!
その理由と、おすすめ脱毛部位をご紹介したいと思います。
理由は、雑菌繁殖の場となる毛がなくなり、毛穴が引き締まることにあった!
ムダ毛には皮膚を守る働きもありますが、それと同時に雑菌が繁殖する場にもなっています。
脱毛をすると毛がなくなるだけでなく、毛穴自体を引き締めることができます。
それによって皮脂が分泌される毛穴付近での雑菌繁殖も防ぐことができ、ニキビのできにくい環境を作ることができるのです。
産毛もニキビも無くしたいなら、オススメの脱毛部位は背中と顔
背中と顔の脱毛はとりあえずいいや…
と感じている方、この2つの部位は毛もニキビも減らせるお得なパーツであることをご存じでしたか?
背中と顔はニキビができやすい箇所であるだけではありません。
意外と人から産毛をみられている場所でもあるのです。
背中のムダ毛は自己処理が大変ですが、一度脱毛してしまえばとても楽になります。
また、顔の脱毛をするとくすみがなくなり、毛穴も引き締まって美肌効果を期待できます。
ワキやVIOの脱毛を済ませた方も、ぜひ一度、体験されてみてください。
肌の違いを実感できると思います。
まとめ|脱毛後の毛嚢炎は誰もが経験する
毛嚢炎は脱毛後、肌がダメージを受けている状態で細菌に感染することで発症します。
自然に治るものですが、患部を清潔に保ち、触らないことが大切です。
皮膚を健康な状態にしておくことで、毛嚢炎のリスクを減らし、脱毛後はムダ毛もブツブツもない綺麗な肌を楽しみましょう!
おすすめクリニックはここ!医療脱毛はコレで決まり!
秋のイベントに向けて今から脱毛開始!
![]() |
▼湘南美容クリニック公式サイトはコチラ▼ |
![]() |
▼アリシアクリニック公式サイトはコチラ▼ |
![]() |
|
![]() |
|
最後までご覧頂き、誠にありがとうございました。
他にも、医療脱毛について色々な情報をお伝えしているので、興味がありましたら、他の記事も読んでいってくださいね。